富岳会の中の
特別養護老人ホーム、オレンジシャトー富岳の中にある
地域包括支援センターが、地域の在宅高齢者を対象に、毎週金曜日『はつらつクラブ』という名称で、運動や栄養管理、口腔ケア、健康診断などの活動をしています。
今回その中で
和太鼓リハビリを3回のコースで取り入れてもらいました。
今日はその第1回目でした。柔軟性を取り戻し血行促進のための入念な
ストレッチのあと、
体全体を使った打ち込み。
認知症予防のため回想法を利用して、民謡にあわせて太鼓を打つカラオケ太鼓。
物忘れ防止のため、模倣動作により脳への刺激を与えるやまびこ太鼓などのプログラムを作り実施してみました。参加者は童心にかえって一心不乱に太鼓を打って下さいました。
知的障害者の療育としてはしっかりとしたプログラムができていますが、高齢者のリハビリ、音楽療法としてはこれから研究していかねばならないまだまだ未開の分野です。
ちなみに効果を確認するためのメジャーとして、今回太鼓リハビリの前後に体力測定をしてデーターをとってみました。11人の受講者の握力は太鼓の活動後、平均で右が1,6。左が2,8の伸びがみられ、立位体前屈にいたっては平均で4センチも伸びました。
肉体的な効果だけでも顕著に表れていますね。