今日14日は『さいと焼き』です。『どんど焼き』とも言います。僕らの子どもの頃は15日が決まって成人の日で祝日だったので、休みの前のウキウキ気分で仲間とお団子をかついて出掛け、夜遅くまで田んぼを駆け回って遊んだものです。
最近は開催時期も地域の事情に合わせバラバラになってきたり、会場も田んぼがどんどん住宅地に変わり中止する地域も出てきたようです。昔は見渡す限りの田んぼでした。後何年この場所で出来るのでしょうか・・・
正月のお飾りや、前の年のお札を竹で作った山と一緒に焼きます。その火で焼いたお団子を食べると、1年間風邪を引かないと言い伝えがあります。
小学生の時は竹に刺したお団子の頭に、正月に書いた「書き初め」をつけて燃やしました。勢いよく空に舞い上がると字が上手くなるとか、勉強が出来るようになると言われました。僕の「書き初め」は毎年メラメラと燃えながら勢いよく天に舞いあがっていましたが、頭は良くなっていません。ガセネタでした。
でも未だにその記憶は強く残っており、大人になった今でも習い事が上手になると信じています。
太鼓の稽古場(太鼓パレス)には折れバチボックスを用意して、稽古や本番でお世話になったバチを、一年間ためて『さいと焼き』で燃やして供養します。
このお陰で太鼓は少しだけ上手くなったかも・・・言い伝えはガセネタじゃなかったのかもね。
週末は冷え込むそうです、インフルエンザも流行っています。みなさまご自愛下さいませ。