3月6日 日曜日、リサイタル出演者は朝8時からお休み返上で、全員参加の2回目の通し稽古を実施しました。
今年の見どころは、やはりレベルアップした風神組と雷神組のプログラムです。
リサイタルの1週間後にジュニアの全国大会を控えた風神組。精神的にもかなり充実して一回り大きくなりました。全国大会の課題曲『きらめき』と自由曲『風神』を演奏します。大人顔負けのスピードとテクニックを観てやって下さい。圧巻ですよ。
そして雷神組は今年も『韋駄天』と『雷舞』に挑みます。少し昨年と変わっています。気がつく人いるかな。

上と下の写真は『宴』です。この曲は、僕、山内強嗣がインドネシアのバリ島を旅したときに、ガムランの演奏とケチャというダンスを観る機会がありました。そのダンスの神秘的な迫力に圧倒され、和太鼓に生かせないかと帰国後すぐに作曲した曲です。

作曲してから15年以上たった今は、当時からかなり変わってしまいました。声を出しながら座って演奏するケチャぽい部分より、踊りの部分がメインになってしまいましたが、エキゾチックな雰囲気は今でも変わっていません。一度、法被じゃなくて奇抜なエスニック風の衣装で演奏してみたいと思っています。イメージ変わるだろうな~。今年は雷神組と一般中級クラスのメンバーで演じます。残念ながら僕は衣装替えのため出演しません・・・

日曜日、稽古が終って太鼓パレスの外に出ると、富士山の上に笠雲が(写真上)。富士山が傘を被ると次の日は雨という言い伝えがあります。翌日(3月7日月曜日)は見事に雨が降りました。