震災の日から、東北の太鼓仲間に毎日連絡を取り続けて1週間目。ようやく宮城県涌谷町の涌谷太鼓の会長さんと連絡が取れました。家族は無事とのことですが、家は住める状態でなく、電気、水道はストップしたままで、震災から車内生活を送っているそうです。
水、ガソリン、灯油その他の生活物資の不足は深刻な問題だとおっしゃっていました。すぐにでも必要な物をかき集めて届けてあげたい気持でいっぱいですが、今は一般車両の通行は出来ません。気持だけ先走った市民がむやみに行けば救援活動の妨げになるだけです。もうしばらく待つしかありません。
今、僕たちに出来ることはまず、必死に被災者の無事と被災地の復興を祈ること。被災者の事を強く思えば、電気の無駄使い、水、米、乾電池、トイレットペーパー、ガソリン、灯油など、被災地で必要としている物資の買い占め、買いあさりなど絶対出来ないはずです。
そして義援金への協力や募金活動や支援物資を集めること。富岳太鼓では5月の連休に義援金集めのチャリティーコンサートを企画しています。また日本財団を通して支援物品を送るため、日用品を集め始めました。
いま僕たちの合言葉は
『出来ることから始めよう』です。小さなことでもみんなの力が集まれば大きな力になります。僕は3日前から車を止めて自転車通勤にしました。1日1リットルの節約にもならない小さな協力かもしれませんが、1ヶ月続ければ30リットル。同じ考えの人が10人いれば300リットル。1000人いれば30,000リットルの節約になるのです。
今や東北だけの問題ではありません。日本全体の問題です。
コツコツと出来ることから始めようではありませんか!
頑張ろう!日本
いつの日にか必ず
岩手、宮城、福島の太鼓仲間と、同じ舞台に立って太鼓が打てる日が来ることを信じて・・・
海で仲間たちと笑いながら、波待ちが出来る日が来ることを信じて・・・・