今回から5月3日に裾野市民文化センターで行われました。『東日本大震災復興支援チャリティーコンサート‐one heart‐』の様子をプログラム順に解説付きでアップしていきま~す。
写真提供は裾野市のユーフォトの鈴木さんです。凄腕カメラマンです。
まず公演に先立ち、お客様、出演者、関係者一同で、今回の震災で犠牲になられた多くの方々に哀悼の意を込め
黙祷を捧げました。

プログラム1部1番は
『韋駄天』です。
『韋駄天』とは仏法を守る神様で、走ることがとても速いことで知られています。太鼓打ちの憧れの大太鼓の曲に『韋駄天』と命名した訳は、天空を縦横無尽、自由奔放に、目にもとまらぬ速さで駆け巡る『韋駄天』の様に、スピーディーでスタイリッシュな大太鼓が打てたらどんなにカッコイイだろう。そんな思いを込めて名付けました。

この曲は、1999年の富岳太鼓ドイツ公演で、ベルリンマラソンのスタート時にブランデンブルグ門の前で、応援太鼓として世界中のトップアスリートと、2万人の市民ランナーに向け演奏した記念の曲です。ちなみに衛星放送で全世界に放送されました。
写真下は、2年前のリサイタルの『韋駄天』です。残念ながら今回は予算と会場の都合で大太鼓『富士山』は持ち込むことができませんでした。

『韋駄天』のプロローグは、カチカチというばち打ちに合わせ、メイン奏者のソロから始まります。今回のメインは早野(中央)が務めました。僕は引退させられました(KANか?)。
ウソです。実は今回の曲に初めて当り鉦のパートを入れることになり、みんなで練習を重ねてきましたが、結局誰もマスターすることが出来ず、僕がやることになりました。
出てこい鉦のエキスパート!!!

チャリティーコンサートは11人で大太鼓を打ちましたが、ナント内4人が女性(千寿子、結、尚美、久代)です。4人とも筋骨隆々で、髪が長くなければマンマ男の背中です。
ごめん。ほんとは「大太鼓やると、女性は無駄なお肉や脂肪が排除され、富岳太鼓の女性メンバーの様に抜群のプロポーションになります。皆さんも富岳太鼓に入会しませんか?」と言いたかったのです。ホントだよ。

冗談ばかり言ってますが、この曲フル演奏すると8分もあります。はっきりいって超ハードです。稽古でも1曲演奏すると息が上がってしばらく立ち上がることすら出来ません。
毎回、真剣勝負で大太鼓に向かってます。
第二弾は1部2番。富岳太鼓キッズクラスの『絆』です。