相変わらず寒い御殿場ですが、チラリホラリと春の訪れが見られます。

桜もパラパラ。一部咲きにも満たない、0.5部咲き・・・?

先週24日の土曜日は、昨日までの荒天がウソの様に晴れ渡り、私の勤務する施設、エイブル富岳では感謝祭が盛大に開かれました。
フリーマーケットや多くのボランティアの皆様によりますイベントで盛り上がりました。
こちらはステージを盛り上げてくれました、『音三昧(おとざんまい)』のみなさん。

そしてよさ来い『羅威舞(らいぶ)』の皆さんです。

子どもたちに人気だったのはミニSL。
僕が小学4年生まで御殿場線を走っていたD52。
本物そのもので、懐かしかったです・・・って、実はあんまり覚えていません。
乗った記憶もありません。
さて、リサイタルの第4弾は、早野均先生率いる小学6年生から中学3年生までの、
富岳太鼓教室ジュニアクラスの取り組みの紹介です。
我々は太鼓の技術向上を目的とする、太鼓
を学ぶ精神以上に、太鼓を通して養われる人間性を重視した、
太鼓で学ぶ精神を大切にしています。
礼に始まり礼に終わる事は基本中の基本です。

今回Jrクラスは富士山の最後の宝永の大噴火から復興を果たした先人をたたえる曲、『宝永』を演奏しました。
そして新たなチャレンジを試みてみました。下の2枚の写真を見比べてください。
違いが分かりますか?

正解は、
1枚目で背中向きで太鼓を打っている子が、2枚目では正面向きで打っています。
過去に雷神組の大人で披露したことがありますが、これは右利きの打ち手が途中から左に打ちかえて打っています。
したがってこのパートを打つ子どもは左右2曲分の振りを練習しなければならない大変高度な打法です。
イメージとしては、太鼓を中心に左右対称になって打つ姿は鳥が翼を広げ大空に飛び立つ様子を表しています。
それは、
復興、希望の意味を表しています。
欲を言えばひな壇の3尺の桶胴にも左右対称の打ち手が欲しかった・・・
受験、骨折、急に決まった部活の試合と、メインの打ち手が3人欠けて、早野君泣いてました。
ま、人生こんなこともあるさ。
いろんな危機を乗り越えていい指導者に成長していくんだね。
指導者も
太鼓で学ぶのです。
はい、うまくまとまったところで、本日はこれまで。