昨日の暴風雨は凄かったですね。テレビでは爆弾低気圧って言ってましたね。この単語初めて聞きました。
今朝の富士山はご覧の通り、まるで台風一過の様です。台風時期と違うのは雪の量でしょうか。

ところで皆様の身の回りの被害はいかがでしたか。我が家では植木が一本倒れました(下)。たまたま帰って来ていた次男の車にあと数センチで直撃するところでした。
さて本日からリサイタルの報告は2部に入ります。まずは
『富岳竜神の舞』から御紹介します。
本音を言えば今年は辰年ということもあり、一人で一頭を操る独り竜を6頭。6人で一頭を操る棒竜(棒を持って走るからこう言う)を2頭の合計8頭で景気よく舞う予定でした。
しかし初級クラスの『風雲』が本番ギリギリまで完成しなかったため、竜神の舞の稽古まで手が回りませんでした。
ということで今年も6頭の独り竜でした。残念。
独り竜のポーズは全部で5ポーズあります。では写真で・・・・
まずは小(こ)とぐろです。一人で一つのとぐろを巻く技です。

次は、通称アンモナイトという技です。アンモナイトの化石の形によく似ているから名付けました。富岳太鼓にしか通用しない用語です。

ここから複合技です。2人組縦のポーズと呼ぶポーズです。

これは同じ2人組ですが横のポーズです。竜の頭(かしら)をかぶると視界がとても狭いので、二人の呼吸と位置関係を合わせていかないといいポーズが作れません。動きのスピードとポーズのタイミングはすべて太鼓の音で合わせます。

そして最後は圧巻の6頭による大とぐろです。

今回のメンバーは、早野均、五十嵐善一、田中大輔、栗原孝明、山内勇人、山内和紀の精鋭6人で務めあげました。僕は大太鼓を打っているのでまったくステージは見えませんでしたが、写真を見るか限りではいつになく完成されている様子です。来年3月の
20回記念では今回出来なかった
8頭竜、更に
プラスアルファの演出密かに企ててます。
実は『竜神の舞』の源流は島根県の石見神楽にあります。今のメンバーは先輩からの伝授で、本物を見たことがありません。今年は一度メンバーで本家本元まで研修に行きたいと思っています。
6人で操る棒竜をご覧になりたい方は、今週末7日土曜、8日日曜に静岡市内で開催する静岡まつりにお出かけください。竜神の舞の出番は両日ともに静岡市役所前で15時半からで~す。