03★11(MON)
週末は暖かかったですね。
今朝は『真冬に逆戻り』なんて予報でしたが、驚くほどの冷え込みではありませんでした。
我が家の前からの富士山です。はっきり言って
電線が邪魔です。
新しい街なのに・・・埋設は不可能だったのかな?グッと景観よくなるのにな~
素人の安易な意見ですみません。

ほんの少し歩くといつもの撮影場所です。
実はこちらも下には微かに電線入ってます。

我が家の梅もかなり咲きました。

玄関の盆栽の白梅に一輪だけピンクが・・・ 異端児です。
迷わず
山内強嗣梅と名付けました。

さて、今日は3月11日。2年前に
東日本大震災のおこった日です。
想定外という言葉が飛び交ったけど、もともと人間が勝手に決めたことで、自然は人間が思っている以上に計り知れないパワーを持っていることを思い知らされました。
まさに
大自然の驚異です。
私たちは人間は自然を支配していると勘違いしています。自然を甘く見たり、平然と環境破壊を繰り返しています。
『人間も地球に生かされている生物の一部、自然の極一部にしか過ぎないのです。』

僕の生活する静岡県は
東海沖の大地震、そして僕の住む御殿場は
富士山の噴火がいつ起こってもおかしくないといわれている場所です。

常に最悪の事態を想定し、自然災害に備えなければなりません。
東日本大震災から2年経った今、死者1万5881人、行方不明者2668人、震災後の避難生活による体調悪化や生活苦による自殺など震災関連死者2303人。ナント2万人以上の人がなくなっています。
そして今なお、約31万5千人の人が避難生活をしいられているのです。

今は午後1時40分です。この後、午後2時46分、震災が起こった時間に皆で犠牲者の冥福を祈り黙祷しましょう。
そして
この日を絶対に忘れずに、私たちが自然と共存できる方法を、そして自然のパワーが起こす自然災害から、被害を最小限に押さえる方法を考えようではありませんか。

震災直後、ボランティアで現地入りして目の当たりにした陸前高田の光景は、僕の人生の中で最もショッキングな映像として、今も瞼の裏に焼き付いて離れません。

全国太鼓フェスティバル出演のため何度も訪れた馴染みある街が瓦礫の山となり、その瓦礫の中で、家族の手がかりや遺品を探す人々。
ついさっきまで人々の笑顔と笑い声が響いていた街が一瞬にして写真のような廃墟になってしまうなんて・・・
まだまだ復興のめどはたっていません。私たちは3月11日を記憶の片隅に追いやってはいけません。完全な復興が訪れるまで私たちはこの先も出来ることを実行していきたいものです。
※ 写真は、僕、山内強嗣が富岳太鼓がおこなった、復興支援チャリティーコンサート
『One Heart -心は一つ- 』の募金を持って、実際に陸前高田市へ行ったときに撮影したものです。