10★09(THU)
台風19号、3連休にまたまた本州直撃でしょうか?心配です。
富岳会の障がい者支援施設4園合同の自主公演(12月6日)の第2回の通し稽古が太鼓パレスで行われました。
今年のテーマは第1部が
『日本のまつり』
全国各地のお祭りをチョイスしてお届けいたします。

そして2部は定番の
『和太鼓療育』

今年は全施設が新しいテーマに取り組みます。
まだまだ完成には程遠い出来でしたが、あと2か月コツコツ稽古を重ねていきましょう。

さて、前回のブログで、第16回日本太鼓全国障がい者大会の報告をさせていただきました。
その中の出来事です。
毎年常連だった大阪の太鼓チーム
『鼓粋(こいき)』
チームの代表者は日本太鼓財団でもご尽力いただいております岡田先生。
しかし一昨年、脳梗塞で倒れてしまい太鼓が打てない体になってしまったとお聞きしておりました。
昨年の15回の記念大会は当然不参加。
しかし、1年空けて今年の大会に『鼓粋』さんが参加してくださいました。
そして、その中になんと代表の
岡田先生が・・・
そして一言
「山内先生、俺も障がい者になっちゃったよ」先生は左半身がマヒしていました。
しかしそのあとに続く言葉に驚きました。
「だけど、今日は子どもたちと太鼓打つよ。右手一本で」
それがこの写真です。

右手一本で8分音符を速いビートで打ち続け、尚且つ強弱を打ち分け、子どもたちをリードしていました。
さすがです。胸が熱くなりました。岡田先生、背中に羽根を付けたらフェニックスだよ。
別れ際、来年の再会を誓って先生とかわした握手の力強さは忘れません。
和太鼓の持つエネルギーって凄いですね。
岡田先生勇気をありがとうございました。
和太鼓やってて本当によかった。