12★3(THU)
先週末11月28日(土)に行われたもう一つのイベント富岳会成人施設4施設合同の
自主公演のご報告です。
僕は昨年までこのカテゴリーの中のエイブル富岳に所属していたので、企画・構成・演出の仕事を任されておりました。今年はすべて解放されて、初めて客席で鑑賞させていただきました。
まずは1部、
世界の民族音楽 素直な感想「またか!?」
良いか悪いかは別として、昨年、一昨年行ったものとほとんど変わらぬプログラムと演出だったので、自分が今までやってきた仕事を確認できたステージでした。
富岳の郷の音楽。プロパノーバという楽器(これも3年連続でしょうか・・・)の演奏です。
音響チェックが甘かったのかハレーションを起こして聞きづらかったです。

これも定番。富岳の園と言えばフラ。なぜ同じ施設が毎年やるのでしょうか?
別の施設がやればまた違った発想が生まれるのでは・・・ ほかにも東南アジアと言えばフィリピンのバンブーダンス。そしてフラメンコ・・・
呪縛か!

こちらも同じ、エイブル富岳と言えば万年 中米担当。使う楽器はストンプもどきの、定番、ガラクタや日用品。

実は僕は
『山内強嗣がいなくなったら自主公演が凄く良くなった』 なんて事になっていたらどうしようという不安と、
僕が思いもつかなかったプログラムや演出が見られるかも知れないというドキドキ感で会場に足を運びました。
前者においてはホッとしちゃいましたし、後者に関しては未来はどうなるのかと不安を抱きながらの第一部でした。
そして2部、
和太鼓療育
エイブルの
『絆』 郷の
『旋風の太鼓』は昨年より上手くなっていて驚きました。
でも、療育に使った、通称
『カラオケ太鼓』と
『やまびこ太鼓』は全職員で取り組んだというより、たまたま担当になった僅かな職員がやった感が強く、療育の本質をとらえていなかったのが残念でしたね。
富岳の園の今年のテーマは質より量、いやいや
「数は力」ですね。
さすがにあの舞台であの人数はどのプログラムも圧巻でした。素人は見た目だけで判断しますので良かったと言ってくれるかもしれませんが。
音も動きも大雑把で荒すぎて・・・ 思わず『これは僕が作った曲じゃない』と叫びたくなりました。

うるさい山内強嗣がせっかく成人施設からいなくなったのだから、ここらですべてをリセットして、若い世代が新しい発想でリードしていくことも必要ではないでしょうか。

来年のさらなる飛躍に期待します。
関係者のみなさまお疲れさまでした